すーちゃんと私の現在地点②
さて前回の続きです。
文庫もあるよ☆
マンガ「すーちゃん」を中心に自分語りしちゃう回です!自己満なので、読んでもいいよ、いう方だけ最後までお付き合いください(^ω^)
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ちなみにまだ読めてないけど、ついにすーちゃんにも、春が⁉︎という最新刊も気になります。
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1巻の時、すーちゃんは自分探しについてたまに考えたり、悩んだり、途中で放り投げたりしていました。
私も2、3年前くらいまでは、本当の自分を探していました。
こんなはずじゃない、私はバリバリ働くキャリアウーマンになって、子育ても家事も頑張るんだ!
「今の私のままじゃいけない、理想の自分に変えなきゃ!」なんて思っていました。
でも訳あってただの家事手伝いになってから、凄まじく変わりました。
思い描いていた、というか老後の暮らし方まで勝手に計画していた理想の自分は、どこにもいないということに、気付けました。
学生の頃は「すーちゃんらしい」くらいにしか思わなかったんですが、なんだかずっと心に残っているすーちゃんの言葉があります。
「自分なんて探さなくてもここにいるじゃん!なのに自分探しなんかしたら自分が可哀想だよ‼︎」
今となってはずっしりくるセリフです。自分は自分で他の何者にもなれないし、なる必要もない。
そのままの自分を無条件に受け入れることで、ちょっぴり楽になれることを知りました。
新卒エージェントサイト企業に洗脳されて、勝手にバリバリ働くつもりでいた21の私も、今や家の手伝いやら手芸やらをゆるゆるする27の無職です。
就職が決まって張り切っていた22の私に謝りたいような、簡単に染められるなよ〜お前はキャリアウーマンタイプじゃないぞ、と言ってやりたいような複雑な心境です。
私の周りの知り合いも、バリバリ楽しく働いている人は知る限りではいません。
みんな壁にぶつかって別の道を選んだり、ぶつかった壁のお陰で強くなったり、仕事との距離感を掴んで小さな楽しみを糧にゆるく頑張っていたり、様々です。
私はまだ働けませんが、彼女、彼らのことを羨ましく思い、尊敬しています。
いずれ復帰する時が来たら、もう理想の自分の背中は追わないということだけは決めています。
仕事を辞めた時、色々なものを失ったと思いました。でもそれ以上に大切なものを得たように感じます。
- 自分に必要なものだけを選び取る力
- 本当に大切な人たち
- お金も大事だけど、時間の方がもっと大事だと思うこと
- 好きなものだけに囲まれて、好きな時に好きなことをする自由
などなど。なんか宗教臭くなってきちゃいましたね(笑)
それが27歳私の現在地点です。
でも来年はもうここにはいないし、いなくていいし、なるようになるんでしょうね。
私は自虐以外では、あえてアラサーという言葉は使わないようにしています。
たかだか25歳の小娘と34歳の大人を一緒くたにするのは違うんじゃないかと思うからです。
いつかどこかで
他の世代と、20代とでは一年一年の意味の大きさが違う
と聞いたことがあります。
その通りですね、これを言った誰かさん。
それぞれの年に意味があって、少ーしずつ大人にしてくれているような気がします。
すーちゃんもまいちゃんもさわ子さんも、決断して今まで自分を束縛していたことを捨てます。そして自分を大切にする道を進もうとしていきます。
すーちゃんの年齢35歳まで時間はありますが、私もなるべく自分を大切にする道を迷いながら選んでいきたいと思います。
素敵な30歳は無理でしょうけど、これでいいんじゃないかなと思える背伸びしない30歳になりたいですね〜。
とりあえずはハイパー無職生活を、満喫したいと思います!
みんなー頑張っちゃダメだよー!ゆる〜く仕事しないとどこかに支障をきたすかんね。
働き盛りに働けないくせに、毎日をまあまあ謳歌するとんでした☆
お忙しい中、全部読んで下さった方、ありがとうございました‼︎愛してます♡
おしまい(^ω^)