針を持てよ、競馬場へ出掛けよう

手芸と競馬、時々書評中心の雑記帖

修司と競馬とワイシャツと私

このブログタイトル後半部「競馬場へ出掛けよう」が、全く活かされていないので、今回は初、競馬記事です。


あ、でもみんな帰らんといて!
女性の方にこそ読んでいただきたい!!
競馬はギャンブルですが、掛けなくても楽しめるのです。そして馬券買うと、100倍楽しめるのです!

それが当たっちゃったりしたら、もうドップリハマってしまう、エンタテイメントなんです。


そもそも私がなぜ競馬にハマってしまったか、それは寺山修司でした。
「シュージ」という名の現役競走馬がいるくらい、寺山と競馬は切っても切り離せない関係なのであります。



寺山修司」と聞いてピンと来ない方、解散してしまったバンド「毛皮のマリーズ」の元ネタ舞台の親玉、実験演劇集団「天井桟敷」の主宰者です。
それでも「誰じゃそら」という方は、中学で種田山頭火やら正岡子規と一緒に現国教科書に載っていた、すげぇ癖っ毛のおじさんです。

この時代ですでにロクロ回し始めとる…


もうわからない方は、そのままでも大丈夫です。
私も大学までは、「若い頃のさんまに似てんな~」くらいの認識しかありませんでした。


ですが、大学で演劇学科の授業を何の気なしに受講して、天パーさんと再会し、衝撃を受けました。
何がって、寺山の想像力にです。初めて村上春樹いしいしんじ古川日出男を読んだ瞬間を光速で抜いていきました。


寺山についてはめっさ長くなるので、また別の機会に深堀りしたいと思います。
簡潔にまとめますと、彼は己に対する強い劣等感と人間の内側を嗅ぎ取る優れた嗅覚を武器に、60年代日本に、いや世界に挑発を掛けながら様々な手法で斬新な表現をブっ込んでいった特攻隊長だったんじゃないかと考察しています。
もっといえばどこまでもアナーキーアラーキーじゃないよ)で、社会的弱者と同じ目線に立ち、同情とか慈善ではなく、あくまで同じ「人」として敬意と愛情を持って接し続ける人でした。


私の大学時代の終盤でとんでもない人と再会して、全身の毛穴をゾバッッッ!!!!と開かれてしまいました。
そこから寺山の「書を捨てよ、街へ出よう」を貪り読みました。



そして出会ったのです、競馬と!!



その日暮らしの歯のないおっちゃんが一発逆転を掛けて挑む(そして大概ボロボロ)、競馬。

ここ一番の大勝負、たった数分のレースのために心血注ぐ厩務員や調教師が見守る、競馬。

ただ早く走ること、良質な遺伝子を残すことを運命づけられ、足が折れたら最悪安楽死させられるサラブレッドが、それでもゴール目指して走る、競馬。



寺山は言いました。

「競馬が人生に似ているんじゃない、人生が競馬だ」(ちょっとあやふやかも。。)

この世界に片足突っ込んでしまった今、自分で書いといてオラワックワックすっぞ状態ですが、
この本を最初に読んでいた大学生の私は「へぇ~なんか面白そう。いつか見てみたいなぁ」くらいにしか思っていませんでした。


なかなか周りに競馬ファンがおらず、結局そこから初めて府中の門をくぐるまでに三年近く掛かりました。
どうでもいい情報ですが、初めて私を競馬場に連れて行ってくれたのは、今の相方です。初デートが競馬場とかクズっぽくて私たちにピッタリwww


もしここまで読んで、ちょっと興味を持っていただけたら、一度お近くの競馬場にぜひ行ってみて下さい!!!!
私が感じたそれっぽいことは文章にできても、結局本当の感動は生じゃないと伝えられないんです。


初めての競馬は新緑の中で行なわれる「NHKマイルカップ」という比較的短い距離のレースでした。
200円くらい賭けて、かすりもしませんでしたが、たった200円でも「もしかしたら…!?」のドキドキと興奮を味わえました。
ちなみにまたどうでもいい情報ですが、相方は久しぶりの競馬過ぎて、買い方を間違えて本来買おうとしていた額の2倍賭けてしまったのですが、馬券が大当たりして1分足らずで数万円になりました。
この時今までお付き合いした人たちがみんな何かしらの形で成功していたので、やっぱり自分はアゲマンだと確信しました。当時付き合ってもいなかったけどねwww


そこからだいぶ寒い季節になった深秋の頃、「デカいレースがあるから行かない?」とその頃には彼氏になっていた相方に誘われ、再び府中へ足を運んだことが、今の私の競馬人生を決定付けました。
国内最大賞金のジャパンカップ
競馬ファンの方ならご存知かと思いますが、2012年ジャパンカップはヤバかったのであります。


ある男勝りの牝馬と、すでに世代最強との呼び声高い一歳年上の牡馬が初対決をしたのです。

牝馬(メスのことです)はアホ中学生だった私でも知っていた、かの歴史的名馬ディープインパクトの娘にして、牝馬三冠を手にし、同世代牡馬とも互角にやりあえるイケイケドンドンだったジェンティルドンナ



牡馬(お察しの通りオスです)は一時代を席巻したステイゴールドを父に持ち、こちらも三冠馬にして、めちゃくちゃなレースやパフォーマンス?(本人は遊びなのでしょうね笑)と圧倒的強さで、世界最高峰のレースであるフランス凱旋門賞にも殴り込みを掛けた暴れん坊番長のオルフェーヴル




事前にフジテレビ「みんなの競馬」でお勉強し、この二頭がすごいらしいというふわっとした理由で彼らの馬券を買いました。



超イラッとするかもしれませんが、タイトルから逸れたので、続きは次回にいたします。エヘヘ。
もしどうなったのか気になった方、もしかしてこっち側の人かもしれませんよ……?


今回は寺山が導いてくれた、私と競馬との出会いについてでした~!


次回は『生意気JS 対 リアル破天荒男子高校生、勝ったのはどっちだ!!??』をお送りするか、しないか
じゃん、けん、ぽん!ふんがふふ!!

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