団地ともおに見る、戦争歴史伝承について
8月といえば、TVでは夏だ!海だ!戦争特集だ!と大忙しですね。
「なんかさ〜負けた話ばっかでつまんねぇよー、もっと勝った話とかねぇの?」
ここで話をしてくれたじいさんが「戦争はそんなもんじゃない‼︎ふざけるな💢」ともちろんキレます。その後です。
「うーん…戦争って負けたから悲惨なのかよ。たくさん死んだからダメってことなのかよ。わかんねぇよー‼︎」
ここでじいさんの家を飛び出してしまいました。
私は固まってしまいました。マスコミの報道はどこも、「こんな悲惨な戦争を二度と繰り返さないよう、私たちは考えていかなければいけませんね。」ん?何を考えるの?あなたは何を考えた?
8月15日をピークに最近は戦争特集はフェードアウトしてきました。夏も終わりに近づいているんですね。
みんなその時しか考えないんです。もっと言えば考えるポーズしか取らない。私も含めて。
ともおの「悲惨だから戦争はダメってことかよー」の一言は、大人に投げかけられたどデカイ波紋に感じました。
そして色々話題の百田尚樹氏を思い出しました。
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ごめんなさい、「永遠の0」読んでないので批評する権利ないのですが、豊崎さんを始め様々な方の見解を読んだ上で批評させてもらいます。
「永遠の0」は戦争の悲惨さを謳いながら、日本人が沢山死ぬから敵国を殺さなくては、あの時軍艦やら作戦が上手くいってたら日本人が死なずに済んだのにと、とにかく自分たち日本人に多くの犠牲を出したから、戦争は悲惨だと言っているそうですね。
バカ野郎だと思います。戦争は理性を持った人間同士が、せっかくの知己を活かせず本能のまま殺し合うからすべきではないと私は思っています。動物より下手に科学があるから、より大きな犠牲も生みますし、沢山の人の幸せを狂わせる。
もっと他に方法があっただろうに、と怒りを書き表したらキリがありません。
では何が言いたいのか、まとめます。
百田氏に団地ともおを見せてやりたい。マスコミの「考えさせられました」のコメントに「では何を考え、行動したかいつ教えていただけますか?」と聞きたい。
私はできる限り、考えさせられるテーマに出会ったら、ある程度形になったところでここで発表していきたいなと思います。8月は「戦争について考えよう週間☆」ではないのです。